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想定外のミス連発にチャンピオン獲得が遠のく日産勢-最終戦で全力を尽くす

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SUPER GT第7戦 オートポリス

10月6日(日)に大分県日田市のオートポリスにてSUPER GT第7戦決勝レースが行われた。前日の公式予選が悪天候により決勝日の午前中に延期となり、各チームともセッティングや走り込みができないまま公式予選に臨むことになった。それでもGT500クラスは、#23 MOTUL AUTECH GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ)がトップから0.03秒差のフロントロー2位につけ、さらに#1 REITO MOLA GT-Rが4位、#12 カルソニックIMPUL GT-R(松田次生/ジョアオパオロ・デ・オリベイラ)が5位から決勝レースをスタートすることになり、GT-R勢の活躍が期待された。

決勝レースは、時折霧雨が舞う曇り空のもとスタート。しかし、路面を濡らすほどのことではなく、各車スリックタイヤでスタートした。2位からスタートした#23 GT-Rはクインタレッリがレース前半を担当。序盤の混戦時に2台に先行を許すものの、挽回のチャンスは十分に残しながら周回し29周目に柳田に交代するためピットイン。NISMO得意の迅速なピット作業でライバルとの差を詰める予定だったが、ホイール交換に手間取ったことからタイミングが狂って作業ミスが発生。さらに柳田がピットアウトした後に違反が指摘され、ドライブスルーペナルティが課せられてしまう。柳田は、先行する#1 GT-Rに追いつき、パスしようとしましたがラインを外してタイヤカスを拾ってしまい、そのチャンスを逸すことになる。その後ドライブスルーが指示されてピットイン。最終的には8位でレースを終えることになった。

#1 GT-Rは本山が4位からスタートを担当。3周目に3位に上がると、その後はクインタレッリの#23 GT-Rに迫る。逆転こそならなかったが、ポジションをキープしたまま30周目にピットインして関口にドライバー交代。関口は、交代直後に先行する#18 HSV-010をパスして2位にあがる。そのままプッシュを続けた関口はトップを追い続けたが、終盤はタイヤグリップが低下し4位に順位を落とす。しかし、それ以上崩すことはなく4位でチェッカーフラッグを受けた。#12カルソニックIMPUL GT-Rは、序盤に松田が5位から2位にまでポジションを上げ、30周目にオリベイラにドライバーチェンジ。しかし、コースに戻ったオリベイラは3周目にコース上でスピンをしてしまう。グラベルから脱出しピットに戻ったが、アンダーパネルやサスペンションへのダメージは大きく、レース続行を断念した。

NISMO鈴木豊監督
「作業ミスはとても大きな痛手でした。しかし、パフォーマンスは悪くなく、まだチャンピオン争いの権利が消えた訳ではないのであきらめずに修正を加え、最終戦のもてぎでは全力を尽くします」

#23ドライバー柳田真孝
「後半もクルマは良い状態で、#1をパスできずに#36 SC430にも抜かれましたが、逆転のチャンスは十分あると思っていました。ペナルティは残念ですが、最終戦に向けてもっと強くなりたいと思います」

日産系チーム総監督 柿元邦彦
「予選結果からすると、いい報告ができるはずだったのに、それができず申し訳ありません。ドライバーのミスもあればメカニックのミスもありました。今回は得意なはずのオートポリスでそういったミスが連鎖的に出ることになってしまいました。シリーズも終盤になってチャンピオン争いがかかっていて目に見えないプレッシャーがあるんでしょうが、本来あってはならない痛いミスでした。今日の結果で、チャンピオン争いに残った23号車はトップと11点差、12号車は12点差となりましたが、最終戦でも諦めることなく全力を尽くして戦います」