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特集・HPI開発部長の平賀さんが解説する第二世代GT-Rの冷却対策 ラジエター編

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特集・第二世代GT-Rの冷却対策 Vol.1 ラジエター編

気温が高い夏は、第二世代GT-Rにとって厳しい季節であることは、オーナーならずともクルマ好きにとっては常識。たとえ、サーキット走行をしないGT-Rであっても、ノーマルの冷却系は経年劣化が進みダウン寸前の個体も少なくない。とくに、車齢20年を超えるR32GT-Rは、とっくにラジエターなどの耐用年数を超えているといっても過言ではない。そこで、夏に向かって必要な冷却対策をHPI開発部・平賀健史部長に解説していただく。

純正ラジエターの樹脂タンクはすでに限界!?

ノーマルのRB26DETTにとって、通常の走行なら真夏の渋滞でも水温が上昇してオーバーヒートになるということはまずないだろう。水温がどんどん上昇してしまうということは、なにかトラブルを抱えている可能性がある。第二世代GT-Rのオーバーヒートの原因として、ラジエター自身に問題があることが多くなっている。R34GT-R前期型の純正アルミラジエターを除いて、純正ラジエターはアッパータンク、ロワータンクとも樹脂製になっている。アルミ製コアとの接合は溶接が使えないからカシメ構造。その樹脂タンクが経年変化によって硬化し、やせたり柔軟性がなくなったりすることから接合部からクーラントが漏れ出してしまう。また、ラジエターホースを取り付ける樹脂タンクのパイプも、もろくなって亀裂が入ったり、最悪はポッキリ折れたりしてしまうのだ。

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クーラント漏れがなくても、長年の使用で水垢や不純物で水路がふさがって効率が落ちているラジエターも多い。取り外して洗浄するか、新品交換が必要になる。ラジエターを交換する際には、出来る限りのホース類とホースバンドを新品に交換しておくとより安心。最近は、HPIのエボルヴ・シリーズのように高性能でしかもリーズナブルな価格設定のアルミラジエターが発売されているから、純正置き換えとしても重宝する。

重大なトラブルの予兆として、ウォーターポンプ周りからのクーラント漏れがある。ウォーターポンプから白くクーラントの跡が出ていたら危険信号。漏れるだけでなく、ウォーターポンプが焼きついてエンジンそのものが壊れる可能性がある。ウォーターポンプを交換するには、タイミングベルトの脱着が必要なので、10万km近く走行してタイミングベルトを交換する際には、同時にウォーターポンプを交換すると工賃が節約できる。ウォーターポンプそのものも消耗部品と考えたほうがいい。

また、今のところ漏れていなくても、ラジエターホースの表面が白くなっているのは危険信号。ホースの中のシリコンが浮き出して白くなっているのだ。こうなっていたらホースは硬化していて、すでに寿命に達し破裂寸前かもしれない。

■取材協力
HPI株式会社エイチ・ピ−・アイ(HPI)
東京都江戸川区松江2-10-20(本社)
TEL:03-5663-2551
Official Website:http://www.hpi.co.jp/
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