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新エンジン投入でGT-Rの連覇を狙うRd.5鈴鹿1000km

日産系チーム総監督 柿元邦彦
Rd.5 鈴鹿サーキット 8/17~18

柿元邦彦総監督鈴鹿1000kmは伝統ある真夏の耐久レースです。2009~2011年は700kmや500kmに短縮して開催されましたが、昨年4年ぶりに1000kmレースとして復活。#1 GT-Rがシーズン初の優勝を遂げ、その勢いで2年連続チャンピオンになりました。鈴鹿はGT-Rが得意とするコースのひとつですし、1000kmレースではボーナスポイントも付きますので、ここで好成績を挙げて弾みを付けたいと思っています。

現在の鈴鹿1000kmは通常の耐久レースというより、スプリントレースを連続して行うような厳しい戦いです。しかも夏の一番暑い時期に開催されています。そんな環境のなかでGT-Rのドライバーをサポートしているのはエアコンという武器です。安定した性能を発揮していますし、ドライバーの能力を十二分に発揮させてくれることでしょう。また暑い時期用のタイヤも各メーカー仕上がっており、これは8月上旬の富士テストでも確認することができました。自信を持って鈴鹿へ入ることができると思っています。加えてこの鈴鹿から2基目のエンジンを投入します。これは夏場の鈴鹿、富士ラウンドを狙って改良したもので、大幅に性能が上がるというものではありませんが、中低速のトルクをアップさせたエンジンです。特にGT300やバックマーカーに引っかかった際に、スムーズにこれをかわしていけるような性能を狙ったものです。

NISMOの#23 GT-Rは昨年同様、前回のSUGOでラッキーな結果ながら3位表彰台を獲得して、鈴鹿1000kmを迎えます。SUGOではウェット路面にもかかわらず、柳田がスリックタイヤでコースにとどまり、粘り強いレースを展開してくれました。長丁場の鈴鹿でも最後まで安定して走り切り、結果を残してくれると期待しています。MOLAの#1 GT-Rは、前回ポールポジションを獲得するなど、関口も成長を見せてくれました。きっと鈴鹿でも結果を残してくれると思います。TEAM IMPUL の#12 GT-Rは、SUGOで使用したパーツが壊れるという不運な結果になりました。しかしまだシリーズ3位ですし、彼らは2006年と2008年に優勝するなどこの鈴鹿を得意にしていますから、車重は重いですがポイントを加算してくれると期待しています。KONDO RACINGの#24 GT-Rについては、シリーズ中盤から結果を残してくれるとずっと期待していましたがSUGOで5位。やっと来てくれたと安心しています。スタッフの士気も上がったことでしょうし、後半に調子を上げて来ると思います。富士のテストでも調子が良かったので、ぜひ注目しておいてください。

GT300クラスでは、#3 GT-Rの第3ドライバーにルーカス・オルドネスを起用します。これは「ニスモグローバルドライバーエクスチェンジプログラム」の一環として、欧州で活躍する若手ドライバーを日本でのレースに起用するというものです。ご存じのようにオルドネスは、ゲームのバーチャル世界からプロドライバーとなり、さらにビッグレースでも優勝経験を積むなど成長を見せています。テストでもレギュラードライバーに遜色ないタイムをマークしていますので、ぜひ彼の活躍にも期待してください。この他#48 GT-R、富士のテストでも抜群の速さを見せた#30 GT-R、そして今回車両をGT-Rに変更して臨む#5 GT-Rと3台のGT-Rも3人目のドライバーを起用して真夏の戦いに挑んでくれます。

そして会場にいらっしゃるファンの皆さまには、ぜひチェックしていただきたいものがあります。それは2014年から使用する新しいGT-Rのお披露目とデモランです。車体はカーボン地で黒いままですが、かなり精悍なスタイリングで現在のGT500車両とは趣が異なります。弾けるようなターボエンジンのエキゾーストサウンド、そしてそのスピードにぜひご期待ください。