2008年1月31日、日産モータースポーツ体制発表会で、2008年の日産のグローバルモータースポーツ体制が発表された。
去る1月31日に日産モータースポーツの体制発表が行われ、日産ワークスたるニスモ・チームのドライバーが発表された。23号車、22号車とも新たな顔合わせでシーズンのスタートを切ることとなった。23号車のエース本山哲選手とコンビを組むのは、昨年までカルソニックスカイラインで活躍してきた“日本一速いフランス人”ブノワ・トレルイエ選手。そして、22号車で新たにミハエル・クルム選手と走るのは、3シーズンぶりのニスモへの復帰を果たした柳田真孝選手だ。

それぞれのパートナーやニスモ・チームに対する思いは…。
本山「トレルイエ選手とのパートナーは、2003からフォーミュラニッポンで同じチームで走ってきましたので、お互いに速さと強さを認め合う仲です。非常に楽しみです」
柳田「3シーズンぶりのニスモへの復帰で、程よいプレッシャーを感じています。クルム選手は2005年もコンビを組んだのでお互いをよく知っています。彼は日本語がペラペラなんで、うまくコミュニケーションがとれます。僕の英語より彼の日本語のほうがうまいくらいですね」


「新体制でGT-Rデビューウィン、そしてチャンピオンを目指す」と本山哲選手。
新型GT-RのGT500仕様について、新しいカラーリングの印象は?
本山「今年のクルマはグレーというか、黒が混じって少しワルさ、いい意味でのワルさがあって、強そうかなというのが感じられます。間違いなく速そうで男らしいクルマです」
柳田「GT-Rとひと目でGT-Rとわかる形と色。ドライバーとしても気に入っているカラーリングですね」

実際に走らせてみて、新型GT-Rはどんなクルマなのか?
本山「11月ぐらいから造り上げているが、すごく乗りやすい。ポテンシャルはあると感じています。セパンで他メーカーのクルマと一緒にテストしましたが、お互いに実力は伏せているので、ポジションはまだ見えていません。が、間違いなく悪くないと感じています」
柳田「Zと比べて安定感があります。去年のクルマは癖があって、乗りこなすのに時間がかかりました。日産には10人のドライバーがいますが、GTRはその10人がパッと乗ってもタイムが出るクルマです」
本山「直線番長のZからコーナリングのGT-Rという感じですか。手応えはあります。コーナリングの速さだけでなく、バランスもいいし、思ったとおりの反応が出ています」

今シーズンの目標は?

「シーズン開幕戦で優勝、そしてチャンピオンも狙いたい」と柳田真孝選手。
本山「スーパーGTは、それぞれのチームがお互いにメーカーの看板を背負っているので厳しい戦いになると思いますが、たまには圧勝してみたいですね。デビューウィン、そしてチャンピオンを目標としてあげています。どこかで圧勝できることは間違いないと思っています」
柳田「シーズン開幕戦で優勝できるように第一の目標としています。そしてチャンピオンを獲りたいですね」

昨年からのテストで、コーナリングの速さが伝えられてきた新型GT-RのGTマシン。2人のドライバーから語られるその速さは本物のようだ。目指すはデビュー・ウィン。ファンの大きな期待がプレッシャーとなるが、それをエネルギーに変え、GT-Rとしては5年ぶりのチャンピオンをぜひとも獲得してもらいたい。