【速報】SUPER GT第3戦FSW:GT-R勢、撃沈。性能調整の効果は絶大
予選で予想されたGT-Rの苦戦ぶりが、そのまま決勝にも現れた。
GT-R勢の最上位は、やっとシングルに入った9位のカルソニックGT-R。開幕2連勝を飾ったザナヴィニスモGT-Rに至っては、ゴールラインをくぐったマシンの中では最下位の14位に終わってしまった。性能調整とハンデウエイトの効果は絶大だったといえよう。
13時59分。第3戦FUJI GT500km RACEがスタート。
ポールポジションのTAKATA童夢NSXを先頭に1コーナーに飛び込む。大きな混乱もなく、オープニングラップを戻ってきたGT-R勢のトップは、予選13番手からスタートしたウッドワンGT-R。9位までジャンプアップする。その後に12位カルソニック、13位にモチュールが続く。
トップを走るTAKATA童夢NSXの小暮卓史が3ラップ目に叩き出したファステストラップは、1分36秒174。一方、合計115kg分の大きなハンデを搭載したザナヴィニスモのファステストラップは1分40秒163。その差はおよそ4秒もある。ストレートスピードはライバルが280km/h前後に達しているのに対し、ザナヴィニスモの最高速は260km/hを超える程度だという。これはGT300クラスの速いマシンと変わらない。あまりのラップタイムの落差に、ザナヴィニスモは燃費を節約して1ピット作戦で戦うのではないかという予想も
レースは、完全にNSXとSC430の戦いに。TAKATA童夢NSX、ZENTセルモSC430、宝山KRAFT SC430がトップ3を形成。6番手争いも、レイブリックNSXを先頭にDENSO DUNLOP SARD SC430、EPSON NSXの3台が激しいバトルを展開する。
18周目。ヘアピンで14位を走っていたカルソニックと15位のモチュールオーテックが接触。カルソニックはスピン、コースアウト。ダメージはなかったものの、順位を落としてしまう。
22周目、それまで快調に飛ばしていたTAKATA童夢NSXがダンロップコーナーで単独スピン。5秒あったZENTセルモSC430との差は逆転され、逆に3秒9差の2位に転落。一方、GT-R勢のトップを走っているウッドワンGT-RがリアルNSXをパスして8位に浮上。
24周目、カルソニックとの接触の原因を作ったモチュールオーテックがドライブスルーペナルティを課せられ、26周目にピットロードに滑り込む。
レースは、開幕2戦の主役を務めたGT-Rを置き去りにして展開。
110周レースでは、GT500クラスは2回ピットインが常識。30周を過ぎたあたりから続々と1回目のピットインが始まる。トップ争いをしていたZENTセルモSC430とTAKATA童夢NSXの差はおよそ6秒。先に動いたのは、TAKATA童夢NSX。32周目にピットインする。給油とタイヤ4本を交換。一方、ZENTセルモSC430は37周目にピットイン。ドライバーを立川祐路からR・ライアンに交代。ピットインで目まぐるしく順位が変わる。
43周目のレースオーダーは、ZENTセルモSC430、宝山KRAFT SC430、レイブリックNSX、TAKATA童夢NSX、EPSON NSX。
5番手争いをしていたTAKATA童夢NSXとEPSON NSXがグランドスタンド前をサイドバイサイドで通過。TAKATA童夢NSXが5位を死守し、EPSON NSXは1コーナー立ち上がりでスピン。勝負あり。
ザナヴニスモは、55周目にようやくピットイン。本当に1ストップ作戦だったのだ。しかしラップタイムが遅いため、ゴール時点で大幅に順位を上げることは困難な状況に。
63周目、イエローハットGT-Rが3度目のピットイン。そのままガレージに。さらに66周目、ウッドワンGT-Rの左フロントタイヤがバースト、ピットイン。ペースの上がらないGT-R勢に、追い討ちをかけるようにトラブルが発生。
レースは、ZENTセルモSC430がセーフティマージンを築き始める。75周目。ピットインしてドライバーが再び立川に替わり、コースイン。
2位以下のバトルはさらに熾烈を極める展開。2位のペトロナストムスSC430脇坂寿一の背後に、追い上げてきたレイブリックNSXの細川慎弥がつける。最高速に勝るSC430とコーナリングのNSXの息詰る戦いが続く。98周目、最終コーナーでペトロナストムスSC430の後につけたレイブリックNSX。スリップストリームを利用してストレートで並ぶ。1コーナーをインにペトロナス、アウトにレイブリックで並走。コカコーラコーナーで、イン側に回ったレイブリックが前に出た。鮮やかなパッシングとフェアプレーが光る。
しかし、好事魔多し。レイブリックNSXがヘアピンで単独スピン。苦労して手に入れた2位の座から転落。ペトロナストムスSC430とTAKATA童夢NSXに先行される。
残り10周。トップZENTセルモSC430とペトロナストムスSC430との差はおよそ14秒。勝負あり。このままのオーダーで110周レースのゴールを迎えた
GT-R勢のトップは、9位のカルソニック。淡々と走り続けたザナヴィニスモは3ラップ遅れの14位完走。予選結果から予想されたとはいえ、積極的にバトルに参加できなかったGT-R。ファンにはフラストレーションの溜まるレースだった。
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2008年5月4日(日) 冨士スピードウェイ 4.563km
■決勝■
天候:晴れ | コース:ドライ
GT-R勢の最上位は、やっとシングルに入った9位のカルソニックGT-R。開幕2連勝を飾ったザナヴィニスモGT-Rに至っては、ゴールラインをくぐったマシンの中では最下位の14位に終わってしまった。性能調整とハンデウエイトの効果は絶大だったといえよう。
Text:GTR-WORLD.net
Photo: GTR-WORLD.net
Photo: GTR-WORLD.net
13時59分。第3戦FUJI GT500km RACEがスタート。
ポールポジションのTAKATA童夢NSXを先頭に1コーナーに飛び込む。大きな混乱もなく、オープニングラップを戻ってきたGT-R勢のトップは、予選13番手からスタートしたウッドワンGT-R。9位までジャンプアップする。その後に12位カルソニック、13位にモチュールが続く。
トップを走るTAKATA童夢NSXの小暮卓史が3ラップ目に叩き出したファステストラップは、1分36秒174。一方、合計115kg分の大きなハンデを搭載したザナヴィニスモのファステストラップは1分40秒163。その差はおよそ4秒もある。ストレートスピードはライバルが280km/h前後に達しているのに対し、ザナヴィニスモの最高速は260km/hを超える程度だという。これはGT300クラスの速いマシンと変わらない。あまりのラップタイムの落差に、ザナヴィニスモは燃費を節約して1ピット作戦で戦うのではないかという予想も
レースは、完全にNSXとSC430の戦いに。TAKATA童夢NSX、ZENTセルモSC430、宝山KRAFT SC430がトップ3を形成。6番手争いも、レイブリックNSXを先頭にDENSO DUNLOP SARD SC430、EPSON NSXの3台が激しいバトルを展開する。
18周目。ヘアピンで14位を走っていたカルソニックと15位のモチュールオーテックが接触。カルソニックはスピン、コースアウト。ダメージはなかったものの、順位を落としてしまう。
22周目、それまで快調に飛ばしていたTAKATA童夢NSXがダンロップコーナーで単独スピン。5秒あったZENTセルモSC430との差は逆転され、逆に3秒9差の2位に転落。一方、GT-R勢のトップを走っているウッドワンGT-RがリアルNSXをパスして8位に浮上。
24周目、カルソニックとの接触の原因を作ったモチュールオーテックがドライブスルーペナルティを課せられ、26周目にピットロードに滑り込む。
レースは、開幕2戦の主役を務めたGT-Rを置き去りにして展開。
110周レースでは、GT500クラスは2回ピットインが常識。30周を過ぎたあたりから続々と1回目のピットインが始まる。トップ争いをしていたZENTセルモSC430とTAKATA童夢NSXの差はおよそ6秒。先に動いたのは、TAKATA童夢NSX。32周目にピットインする。給油とタイヤ4本を交換。一方、ZENTセルモSC430は37周目にピットイン。ドライバーを立川祐路からR・ライアンに交代。ピットインで目まぐるしく順位が変わる。
43周目のレースオーダーは、ZENTセルモSC430、宝山KRAFT SC430、レイブリックNSX、TAKATA童夢NSX、EPSON NSX。
5番手争いをしていたTAKATA童夢NSXとEPSON NSXがグランドスタンド前をサイドバイサイドで通過。TAKATA童夢NSXが5位を死守し、EPSON NSXは1コーナー立ち上がりでスピン。勝負あり。
ザナヴニスモは、55周目にようやくピットイン。本当に1ストップ作戦だったのだ。しかしラップタイムが遅いため、ゴール時点で大幅に順位を上げることは困難な状況に。
63周目、イエローハットGT-Rが3度目のピットイン。そのままガレージに。さらに66周目、ウッドワンGT-Rの左フロントタイヤがバースト、ピットイン。ペースの上がらないGT-R勢に、追い討ちをかけるようにトラブルが発生。
レースは、ZENTセルモSC430がセーフティマージンを築き始める。75周目。ピットインしてドライバーが再び立川に替わり、コースイン。
2位以下のバトルはさらに熾烈を極める展開。2位のペトロナストムスSC430脇坂寿一の背後に、追い上げてきたレイブリックNSXの細川慎弥がつける。最高速に勝るSC430とコーナリングのNSXの息詰る戦いが続く。98周目、最終コーナーでペトロナストムスSC430の後につけたレイブリックNSX。スリップストリームを利用してストレートで並ぶ。1コーナーをインにペトロナス、アウトにレイブリックで並走。コカコーラコーナーで、イン側に回ったレイブリックが前に出た。鮮やかなパッシングとフェアプレーが光る。
しかし、好事魔多し。レイブリックNSXがヘアピンで単独スピン。苦労して手に入れた2位の座から転落。ペトロナストムスSC430とTAKATA童夢NSXに先行される。
残り10周。トップZENTセルモSC430とペトロナストムスSC430との差はおよそ14秒。勝負あり。このままのオーダーで110周レースのゴールを迎えた
GT-R勢のトップは、9位のカルソニック。淡々と走り続けたザナヴィニスモは3ラップ遅れの14位完走。予選結果から予想されたとはいえ、積極的にバトルに参加できなかったGT-R。ファンにはフラストレーションの溜まるレースだった。
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2008年5月4日(日) 冨士スピードウェイ 4.563km
■決勝■
天候:晴れ | コース:ドライ
| GT500クラス/決勝正式決果 | ||||||||
| Pos. | No. | Car | Driver | Best Time | Diff | Tire | WH | |
| 1 | 38 | ZENT CERUMO SC430 | 立川 祐路 リチャード・ライアン | 3:02'28.036 | 110 | BS | ||
| 2 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | 0'13.882 | 110 | BS | 30 | |
| 3 | 18 | TAKATA 童夢 NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | 0'15.893 | 110 | BS | ||
| 4 | 100 | RAYBRIG NSX | 井出 有治 細川 慎弥 | 0'16.693 | 110 | BS | +1 | |
| 5 | 35 | 宝山 KRAFT SC430 | ピーター・ダンブレック 片岡 龍也 | 0'23.497 | 110 | BS | ||
| 6 | 6 | ENEOS SC430 | 伊藤 大輔 ビヨン・ビルドハイム | 0'32.048 | 110 | BS | +1 | |
| 7 | 32 | EPSON NSX | ロイック・デュバル 平中 克幸 | 1'03.639 | 110 | DL | ||
| 8 | 25 | ECLIPSE ADVAN SC430 | 土屋 武士 石浦 宏明 | 1Lap | 109 | YH | +2 | |
| 9 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R | 松田 次生 セバスチャン・フィリップ | 1Lap | 109 | BS | 30 | |
| 10 | 17 | REAL NSX | 金石 勝智 金石 年弘 | 1Lap | 109 | BS | +1 | |
| 11 | 24 | WOODONE ADVAN Clarion GT-R | J.P・デ・オリベイラ 荒 聖治 | 1Lap | 109 | YH | +1 | |
| 12 | 22 | MOTUL AUTECH GT-R | ミハエル・クルム 柳田 真孝 | 1Lap | 109 | BS | 20 | |
| 13 | 39 | DENSO DUNLOP SARD SC430 | 高木 虎之介 アンドレ・クート | 2Laps | 108 | DL | +2 | |
| 14 | 23 | XANAVI NISMO GT-R | 本山 哲 ブノワ・トレルイエ | 3Laps | 107 | BS | 115 | |
| 15 | 3 | YellowHat YMS TOMICA GT-R | ロニー・クインタレッリ 横溝 直輝 | 24Laps | 86 | BS | ||
| GT500 規定周回数:77 | ||||||||
| 1 | ARTA NSX | ラルフ・ファーマン 伊沢 拓也 | 34Laps | 76 | BS | 25 | ||







