2009最終戦モテギ:MOTULチャンピオンを逃す
2009/11/08
カテゴリ: 2009 SUPER GT
ライター: GTR-World.net
トラックバック: 0
-- SUPER GT第9戦レースレポート --
PERONAS SC430がチャンピオン!
NSXラストランは優勝で飾る!!
PERONAS SC430がチャンピオン!
NSXラストランは優勝で飾る!!
スーパーGT2009シリーズもいよいよ最終戦をモテギで迎え、シリーズタイトルの行方を決める大一番の最終戦となった。
これまでのポイントランキングを見てみよう。
1位:本山 哲(#1 GT-R)・・・78
2位:ブノワ・トレユイエ(#1 GT-R)・・・73
3位:脇坂寿一/アンドレ・ロッテラー(#36 SC430)・・・73
4位:伊沢琢也/ラルフ・ファーマン(#8 NSX)・・・61
チャンピオン争いは、この上位3台で繰り広げられることになる。#1 MOTUL AUTECH GT-Rは、2位以上でゴールすれば自力でチャンピオンを獲得することができる。全車ウェイトハンディはないため、まさにガチンコ勝負と言うわけだ。
前日に行われた予選の結果、ポールポジションは#8 ARTA NSX。2番手には最大のライバル#36 PETRONAS SC430が虎視眈々と狙う。#1 MOTUL AUTECH GT-Rは、予選5番手とGT-R勢のトップ。いまひとつGT-R軍団に精彩が欠けた結果となった。さらに、#1 MOTULと#36 PETRONASの間には、#6 ENEOS SC430(予選3位)と#38 ZENT SC430の2台のトヨタ勢が控えている。2年連続チャンピオンを狙う#1 MOTULとしては、なんとしても序盤で#36 PETRONASを捉えたいところだ。はたして2台のトヨタ勢のブロックをかわして#36 PETRONASの背後につけることができるのか。スターティングドライバーは#1 MOTULがブノワ、#36 PETRONASがロッテラー、そしてポールスタートの#8 ARTAがファーマン。
14時03分、フォーメーションラップからいよいよ決勝がスタート。スタート直後の1コーナーで#36ロッテラーが#8ファーマンをかわし、いきなりトップに躍り出て後続を引き離しにかかる。3番手は#6 ENEOS(ビルドハイム)、4番手に#38 ZENT(ライアン)、そして#1 MOTUL(ブノワ)のオーダー。#38 ライアンはたくみに#1 ブノワをブロック。トップ3台と4位以下の間隔はしだいに広がる。あせる#1 ブノワは盛んに仕掛けるものの#38 ライアンがうまくブロック。2LAP目のバックストレートでついに#1と#38が並ぶ。しかし、直後のコーナーで#38の巧みなブロックで、#1ブノワはたまらずフルブレーキング。激しいタイヤスモークを上げながらコーナーをクリヤ。この間に後続の#18 NSXにもパスされて5位に転落。しかしながら3LAP目には#18NSXをかわし、再び#38を攻めたてる。この間、トップ3台との間隔はさらに広がってしまった。4LAP目、再びバックストレートで#1ブノワが仕掛け、ついに#38をかわして4位にポジションアップ。トップの#36を追撃開始。しかし、16LAP目にはトップ#36と#1の間隔は16秒になっている。さらに、序盤の猛プッシュの影響でタイヤがつらい。#1のLAPタイムは思うように伸びず、背後には#38が隙を窺っている。NISMOのピットでは本山がヘルメットをかぶりスタンバイ。18LAP目、#1のタイヤは限界に来ている模様。最終コーナーではマシンを押さえ込むのがやっとの状態だ。この間に、ふたたび#38にパスされてしまった。ピットではタイヤ交換の準備をしてGT-Rの到着を待っている。ところが、このLAPでついに#1のフロント左タイヤがバースト。この影響で左フェンダーも大きく破損。ブノワは何とかピットにたどりつき、本山にステアリングを託す。しかし、破損したフェンダーの修復はピットロード上で無理と判断され、マシンはピット内に納められた。これで#1 MOTUL AUTECHの自力チャンピオンの望みは消えた。よほどの波乱でも起きない限り難しい。
24LAP目、トップの#36がピットイン。脇坂にドライバーチェンジ。#8が暫定トップに立つ。32LAP目、ようやくトップの#8がピットイン。伊沢にドライバーチェンジして、#36の前でコースに復帰。#8 伊沢はアウトラップをうまく走りきりトップを守る。35LAP目、5コーナーで300クラスのマシンがエンジンブロー。この影響でコース上にオイルが。これにつかまったのが#3 HASEMIと#1 MOTUL。5コーナーでコースオフするも無事にコースに復帰。しかしこれでセーフティカーが入る。37LAP目、ストレート上で一旦停止。隊列を整えて、セーフティカー走行となる。39LAP目、レースは再スタート。その後も大きな波乱はなく、53周のレースはゴールを迎えた。
優勝は#8 ARTA NSX。NSXのラストランを優勝で飾った。2位には#36 PETRONAS SC430がはいり、2009年のシリーズタイトルを手中に収めた。#1 MOTUL AUTECH GT-Rはトップから5LAP遅れの最下位で終わった。
□決 勝 天候:曇 | コース:ドライ
| GT500クラス/決勝結果 | ||||||||
| Pos. | No. | Car | Driver | Time/Diff. | Laps | Tire | WH | |
| 1 | 8 | ARTA NSX | ラルフ・ファーマン 伊沢 拓也 | 1:43'30.913 | 53 | BS | ||
| 2 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | 0'08.829 | 53 | BS | ||
| 3 | 17 | KEIHIN NSX | 金石 年弘 塚越 広大 | 0'09.010 | 53 | BS | ||
| 4 | 6 | ENEOS SC430 | 伊藤 大輔 ビヨン・ビルドハイム | 0'10.440 | 53 | BS | ||
| 5 | 39 | DUNLOP SARD SC430 | アンドレ・クート 平手 晃平 | 0'12.653 | 53 | DL | ||
| 6 | 32 | EPSON NSX | ロイック・デュバル 中山 友貴 | 0'13.417 | 53 | DL | ||
| 7 | 12 | IMPUL カルソニック GT-R | 松田 次生 セバスチャン・フィリップ | 0'19.213 | 53 | BS | ||
| 8 | 100 | RAYBRIG NSX | 井出 有治 細川 慎弥 | 0'25.402 | 53 | BS | ||
| 9 | 35 | KRAFT SC430 | 石浦 宏明 大嶋 和也 | 0'26.900 | 53 | BS | ||
| 10 | 18 | ROCKSTAR 童夢 NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | 0'27.811 | 53 | BS | ||
| 11 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R | J.P・デ・オリベイラ 荒 聖治 | 0'38.254 | 53 | YH | ||
| 12 | 3 | HASEMI TOMICA EBBRO GT-R | ロニー・クインタレッリ 安田 裕信 | 0'42.655 | 53 | MI | ||
| 13 | 38 | ZENT CERUMO SC430 | 立川 祐路 リチャード・ライアン | 1'28.331 | 53 | BS | ||
| 14 | 1 | MOTUL AUTECH GT-R | 本山 哲 ブノワ・トレルイエ | 5Laps | 48 | BS | ||
| GT500 規定周回数:37 | ||||||||










