注目のニューアイテム

10月11日、12日のリニューアルイベントで、ちょっと気になるニューパーツを発見!
詳細はまだ不明だが、今回はNISMOの新製品情報をお届けしよう。

Text: Shunsuke Takeuchi
Photo: GTR-World.net




ボディにも優しいパフォーマンスダンパー
なかでも注目したいのが、現在開発中の第二世代GT-R向けの新製品情報だ。
R32、33、34GT-R向けパフォーマンスダンパーが間もなくリリースされる。このパフォーマンスダンパーは、タワーバーのような機能をもったパーツだ。通常のタワーバーに超極低速域で減衰力を発生するダンパーが装着されているような製品で、ボディに発生する様々な振動や歪を吸収するパーツだ。タワーバーのように剛結ではないため、ボディに対しては優しい。効果としては、ステアリングのスワリ感の向上やワダチでハンドルが取られにくくなるほか、ギャップを乗り越えた際の音などの吸収も期待できる。NISMOでは、既にフェアレディZ用として製品化していたが、いよいよGT-R用パフォーマンスダンパーの登場だ。特に、R32 GT-Rのように年数の経過したボディにはありがたいアイテムとなるだろう。

ファインスペックが復活!
2003年に限定発売されたRB26DETTファインスペックエンジンの復活も検討している。このファインスペックエンジンはN1レース用エンジンの信頼性とR34 Nurエンジンの高精度を両立したベアエンジンだった。N1レース用の強化シリンダーブロックと強化ピストンをベースに、ピストンやコンロッドというエンジン主要部分の品質精度を向上し、重量のばらつきを減らすとともに、NISMO製コンロッドメタル、メインメタル、メタルヘッドガスケット、強化タイミングベルト、オイルパンバッフルプレートなどを組み合わせ、サーキット等における信頼性を大幅にアップさせていたのだ。当時、チューニングベースとしても人気を博したエンジンだけに期待のアイテムだ。
当時のリリース:www.poweraxel.com/nismo/news/news2003/n030039.html


レーシングスペックのオイル登場
十勝24時間レース参戦の目的でもあったのが、オイルの24時間耐久テスト。エンジンオイルやデフオイルは、R35 GT-Rで実践テスト済み。もう間もなく発売される。もちろん、RB26DETTに使用しても問題ない。特に、デフオイルはサーキット走行をするユーザーにはおすすめだとか。水野氏もR35 GT-Rでサーキットを走るならNISMOのデフオイルを使った方が良いと推奨していたほど。




その他パーツ


汎用パーツとして、フルハーネスタイプのシートベルトが発売される。NISMOのコーポレイトカラーをあしらった、シルバーとブラックのシックなベルトで、GT-Rのインテリアにジャストフィットしそうだ。

GT-R用ではないが、非常に気になるのが、水冷式のデフクーラー。油温が上昇するとデフカバーの中に水が噴射され温度を下げるというもの。ウォッシャータンク内の水を噴射するため、熱交換器を設置する必要がない。このため、レイアウトの厳しいクルマには最適なはず。残念ながら、GT-R用ではなくフェアレディZ用が発売される。ただし、車種のラインナップは今後充実させていくと言うから、GT-Rの開発を期待したところだ。

またNISMO独自のエンジンチューニングメニューも健在だ。


リニューアルした大森ファクトリー。パーツの取り付けだけでなく、今後は走行会やドライビングレッスンなども企画するとのこと。GT-Rオーナーにとっても、新たなチェックポイントとなることは間違いない。


ちなみに店長の佐々木さんは、かつてグループA時代にはNISMOチーム(共石スカイライン)のチーフメカニック兼監督だった人。GT-Rを知り尽くしたスタッフが待っている。