第2戦 岡山 予選レポート:GT-Rが2戦連続ポールポジション!
2008/04/12
カテゴリ: 2008 第2戦 岡山
ライター: GTR-World.net
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予選1回目・2回目
開幕戦・鈴鹿での1-2フィニッシュによって、GT-R全車に50kgの性能調整が行われることになった。さらにニスモチームの優勝車23号車ザナヴィが55kg、2位の22号車モチュールに40kgのウエイトハンディが課せられた。うち、23号車は規定最高重量1200kgを超えるためリストリクター径ダウンと相殺される重量を5kg減じ、リストリクターを他のGT-Rが29.0φのところ、28.9φのリストリクターを装着することとなった。よって車両重量は23号車が1200kg、22号車が1190kgとなった。一方、緒戦で予選3位を獲得しながらオープニングラップの不運なトラブルによって実力を発揮できなかったカルソニックは、特別性能調整の50kgのみの1150kg。それは、リタイヤしたイエローハットと5位に入ったウッドワンも同じ。GT-R勢では、この3台が第2戦のポールポジションにより近くにいることになる。
ちなみに開幕戦3位のSC430には40kgの特別性能調整が課せられている。
NSXの特別性能調整50kgはそのまま。
予選1回目。果たして、それはキッチリと証明されることになる。予選1回目で首位を獲得したのは、松田次生選手の駆るカルソニック。2番手には、鈴鹿で振るわなかったARTA NSX。3番手には予想通りR・クインタレッリ選手のイエローハット。
しかし、驚いたことに4番手に一番車重が重く、リストリクターも絞られたB・トレルイエ選手のザナヴィが着ける。しかも、5番手もM・クルム選手モチュールが入り、GT-Rのポテンシャルがウエイトハンディをも吹き飛ばすほどのものであることをまざまざと見せ付けた。唯一、アドバンタイヤを装着するJP・オリベイラ選手のウッドワンは、タイヤのマッチングが合わないのか14番手と出遅れる。
午後の予選2回目。午前中より気温も路面温度も上昇し、さらなるタイムアップは期待できない状況で、スーパーラップに進出する10台は1回目のタイムを更新することなくそのままの順位で終える。
スーパーラップ
2回目の予選とGT300クラスのスーパーラップに続いて、予選順位10番手のペトロナス・トムスSC430からスーパーラップ開始。しかしホコリっぽい路面の影響か、8番手のエプソンNSXまで、予選タイムを上回れずにスーパーラップを終える。ここで気を吐いたのが予選7番手のTAKATA童夢NSX。予選タイムを更新し、トップに躍り出る。予選5番手のモチュールは、TAKATAのタイムを上回れず、暫定2位。
ドラマはその直後に起こった。予選4番、ザナヴィのトレルイエ選手がセクター1から暫定トップのTAKATAのタイムを短縮。セクター2ではコンマ4秒上回る驚異の速さを披露。ゴールラインを切った時には、なんと0.586秒も上回っていた。自身の予選タイムも0.234秒短縮して堂々の暫定トップ。これで、スーパーラップは俄然白熱。ザナヴィより50kgも車重が軽い、イエローハットとカルソニックにポールポジション獲得の期待がかかる。イエローハットのクインタレッリ選手は、果敢に攻めるもののザナヴィに+0.496差でゴール。ザナヴィに敗れたものの、TAKATAを上回り暫定2位。
続く予選3番手のARTA NSXは、GT-Rの2戦連続ポールポジションを阻止すべく、激しく攻め、イエローハットには勝ったもののザナヴィのタイムを上回れず暫定2位。これで、GT-Rの2戦連続のポールが確定した。
そして、いよいよラストランナーの松田次生選手のカルソニックがアタック開始。渾身のアタックを続けるが、前半のセクター1でザナヴィに+0.123秒の差をつけられ、ポールポジション獲得に黄信号が点る。コンマ1秒の差とはいえ、スーパーラップで挽回するにはあまりにも大きい差。松田選手は果敢に攻めるものの、ゴールラインではその差は逆に+0.390秒まで広がっていた。カルソニックは前戦に続いての予選3位。
開幕戦に優勝したザナヴィが、ウエイトハンディを搭載して続く第2戦でポールポジション獲得するというのは、予想外の展開。初戦からの100kgのウエイト増とリストリクターの縮小という条件下では、驚異的な速さといえよう。しかしながら、1発のタイムを争う予選とは異なり、決勝はウエイトハンディが確実に効いてくる。ザナヴィはどこまで踏みとどまれるのか? また、またまた予選3位に甘んじたカルソニックの巻き返しはなるのか?
■ポールポジション・インタビュー
B・トレルイエ
今日は重くてグリップが非常に良かった(笑)。
タイヤのチョイスが良く、タイヤの温まるまでの時間が短かかったことが、スーパーラップに役立った。他のチームが3、4ラップかかるところを、1、2ラップで温まった。今日のアドバンテージはこれ。チームのみんなに感謝したい。セッティングは予選と変えていない。今日はプレッシャーも無く、5、6位でもいいなと思っていたが、いい結果が出た。
本山哲
昨日、練習走行が終わった時点でいい感触を得た。岡山に来る前には、スーパーラップに残れればいいなと思っていた。車重が重いことに対するセットアップが出来たし、タイヤチョイスもよかった。また、それがブノワのドライビングにも合っていた。
でも、これ以上は積まないでほしい(笑)。
レースになると、予選とは違いウエイトハンディが効いてくるので、勝つのは難しいかもしれないが、表彰台に上がれればうれしいと思う。
予選のフォトギャラリーはこちら
■予選総合結果■天候:晴 | コース:ドライ
開幕戦・鈴鹿での1-2フィニッシュによって、GT-R全車に50kgの性能調整が行われることになった。さらにニスモチームの優勝車23号車ザナヴィが55kg、2位の22号車モチュールに40kgのウエイトハンディが課せられた。うち、23号車は規定最高重量1200kgを超えるためリストリクター径ダウンと相殺される重量を5kg減じ、リストリクターを他のGT-Rが29.0φのところ、28.9φのリストリクターを装着することとなった。よって車両重量は23号車が1200kg、22号車が1190kgとなった。一方、緒戦で予選3位を獲得しながらオープニングラップの不運なトラブルによって実力を発揮できなかったカルソニックは、特別性能調整の50kgのみの1150kg。それは、リタイヤしたイエローハットと5位に入ったウッドワンも同じ。GT-R勢では、この3台が第2戦のポールポジションにより近くにいることになる。
ちなみに開幕戦3位のSC430には40kgの特別性能調整が課せられている。
NSXの特別性能調整50kgはそのまま。
予選1回目。果たして、それはキッチリと証明されることになる。予選1回目で首位を獲得したのは、松田次生選手の駆るカルソニック。2番手には、鈴鹿で振るわなかったARTA NSX。3番手には予想通りR・クインタレッリ選手のイエローハット。
しかし、驚いたことに4番手に一番車重が重く、リストリクターも絞られたB・トレルイエ選手のザナヴィが着ける。しかも、5番手もM・クルム選手モチュールが入り、GT-Rのポテンシャルがウエイトハンディをも吹き飛ばすほどのものであることをまざまざと見せ付けた。唯一、アドバンタイヤを装着するJP・オリベイラ選手のウッドワンは、タイヤのマッチングが合わないのか14番手と出遅れる。
午後の予選2回目。午前中より気温も路面温度も上昇し、さらなるタイムアップは期待できない状況で、スーパーラップに進出する10台は1回目のタイムを更新することなくそのままの順位で終える。
スーパーラップ
2回目の予選とGT300クラスのスーパーラップに続いて、予選順位10番手のペトロナス・トムスSC430からスーパーラップ開始。しかしホコリっぽい路面の影響か、8番手のエプソンNSXまで、予選タイムを上回れずにスーパーラップを終える。ここで気を吐いたのが予選7番手のTAKATA童夢NSX。予選タイムを更新し、トップに躍り出る。予選5番手のモチュールは、TAKATAのタイムを上回れず、暫定2位。
ドラマはその直後に起こった。予選4番、ザナヴィのトレルイエ選手がセクター1から暫定トップのTAKATAのタイムを短縮。セクター2ではコンマ4秒上回る驚異の速さを披露。ゴールラインを切った時には、なんと0.586秒も上回っていた。自身の予選タイムも0.234秒短縮して堂々の暫定トップ。これで、スーパーラップは俄然白熱。ザナヴィより50kgも車重が軽い、イエローハットとカルソニックにポールポジション獲得の期待がかかる。イエローハットのクインタレッリ選手は、果敢に攻めるもののザナヴィに+0.496差でゴール。ザナヴィに敗れたものの、TAKATAを上回り暫定2位。
続く予選3番手のARTA NSXは、GT-Rの2戦連続ポールポジションを阻止すべく、激しく攻め、イエローハットには勝ったもののザナヴィのタイムを上回れず暫定2位。これで、GT-Rの2戦連続のポールが確定した。
そして、いよいよラストランナーの松田次生選手のカルソニックがアタック開始。渾身のアタックを続けるが、前半のセクター1でザナヴィに+0.123秒の差をつけられ、ポールポジション獲得に黄信号が点る。コンマ1秒の差とはいえ、スーパーラップで挽回するにはあまりにも大きい差。松田選手は果敢に攻めるものの、ゴールラインではその差は逆に+0.390秒まで広がっていた。カルソニックは前戦に続いての予選3位。
開幕戦に優勝したザナヴィが、ウエイトハンディを搭載して続く第2戦でポールポジション獲得するというのは、予想外の展開。初戦からの100kgのウエイト増とリストリクターの縮小という条件下では、驚異的な速さといえよう。しかしながら、1発のタイムを争う予選とは異なり、決勝はウエイトハンディが確実に効いてくる。ザナヴィはどこまで踏みとどまれるのか? また、またまた予選3位に甘んじたカルソニックの巻き返しはなるのか?
■ポールポジション・インタビュー
B・トレルイエ
今日は重くてグリップが非常に良かった(笑)。
タイヤのチョイスが良く、タイヤの温まるまでの時間が短かかったことが、スーパーラップに役立った。他のチームが3、4ラップかかるところを、1、2ラップで温まった。今日のアドバンテージはこれ。チームのみんなに感謝したい。セッティングは予選と変えていない。今日はプレッシャーも無く、5、6位でもいいなと思っていたが、いい結果が出た。
本山哲
昨日、練習走行が終わった時点でいい感触を得た。岡山に来る前には、スーパーラップに残れればいいなと思っていた。車重が重いことに対するセットアップが出来たし、タイヤチョイスもよかった。また、それがブノワのドライビングにも合っていた。
でも、これ以上は積まないでほしい(笑)。
レースになると、予選とは違いウエイトハンディが効いてくるので、勝つのは難しいかもしれないが、表彰台に上がれればうれしいと思う。
予選のフォトギャラリーはこちら
■予選総合結果■天候:晴 | コース:ドライ
| GT500クラス/予選総合 | ||||||||
| Pos. | No. | Car | Driver | Qualify #1 | Super Lap | Tire | WH | |
| 1 | 23 | XANAVI NISMO GT-R | 本山 哲 ブノワ・トレルイエ | 1'23.751 | 1'23.517 | BS | 55 | |
| 2 | 1 | ARTA NSX | ラルフ・ファーマン 伊沢 拓也 | 1'23.706 | 1'23.815 | BS | ||
| 3 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R | 松田 次生 セバスチャン・フィリップ | 1'23.645 | 1'23.907 | BS | ||
| 4 | 3 | YellowHat YMS TOMICA GT-R | ロニー・クインタレッリ 横溝 直輝 | 1'23.718 | 1'24.012 | BS | ||
| 5 | 18 | TAKATA 童夢 NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | 1'24.114 | 1'24.103 | BS | ||
| 6 | 22 | MOTUL AUTECH GT-R | ミハエル・クルム 柳田 真孝 | 1'23.822 | 1'24.210 | BS | 40 | |
| 7 | 100 | RAYBRIG NSX | 井出 有治 細川 慎弥 | 1'24.179 | 1'24.596 | BS | +1 | |
| 8 | 32 | EPSON NSX | ロイック・デュバル 平中 克幸 | 1'24.151 | 1'24.651 | DL | ||
| 9 | 17 | REAL NSX | 金石 勝智 金石 年弘 | 1'23.952 | 1'24.677 | BS | +1 | |
| 10 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | 1'24.504 | 1'24.822 | BS | 20 | |
| 11 | 6 | ENEOS SC430 | 伊藤 大輔* ビヨン・ビルドハイム | 1'24.732 | BS | +1 | ||
| 12 | 38 | ZENT CERUMO SC430 | 立川 祐路* リチャード・ライアン | 1'24.820 | BS | 10 | ||
| 13 | 35 | 宝山 KRAFT SC430 | ピーター・ダンブレック 片岡 龍也* | 1'25.111 | BS | |||
| 14 | 24 | WOODONE ADVAN Clarion GT-R | J.P・デ・オリベイラ* 荒 聖治 | 1'25.197 | YH | |||
| 15 | 39 | DENSO DUNLOP SARD SC430 | 高木 虎之介 アンドレ・クート* | 1'25.570 | DL | +1 | ||
| 16 | 25 | ECLIPSE ADVAN SC430 | 土屋 武士* 石浦 宏明 | 1'25.580 | YH | +1 | ||
| GT500 以上予選通過 | ||||||||




