大阪オートメッセレビューの第2弾は、関西ベースのチューニングショップを取り上げます。R35 GT-Rのパーツを展示していたのはHKS関西サービスとフジムラオートの2社。
Text: Katsuhide Sugino
Photo: GTR-WORLD.net
HKS


HKS関西サービス
 東京オートサロンでは控えめに車高を落としていたHKS関西サービスだったが、ここ大阪では純正ダンパーのアッパー部分を変更し、車高を落としてもストロークが不足しないようにセッティング、車高もグッと低くなった。マフラーもチタン製に変更。
 向井代表がこだわるシートとシートポジションの改善のため、レカロのリクライニングシートを投入。純正シートの「座り心地はいいがスポーツドライビングの際のサポート不足」「スポーツカーにしては高い着座位置」という欠点を解消した。レカロ専用のシートレールは、スーパーダウンのフルバケット専用とリクライニングシート用があり、レカロのそれぞれのモデルに対応している。どこよりも早く商品化されたところに、向井代表のこだわり具合が伝わってくる。
また、好評のHKS関西オリジナルのフロアマットもR35GT-R用を設定。高級感のある少し厚手の生地を使用し、運転席側のペダル下部には補強のゴムが張ってある。フック穴は純正と同じ位置で「Kansai」をさり気なくアピールする刺繍ネーム入り。純正品よりお買い得なフロント・リアセットで¥30,240(税込)という価格でリリースされた。


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@R (www.gtr-sns.com)
衝撃のオレンジのボディカラーで東京オートサロンにデビュー。「まさにスーパーカーにふさわしいカラー」とギャラリーの支持を得た@RのGT-Rが、大阪にも登場。オートサロンのときには、エアロと若干のローダウンのみだったが、オートメッセには試作のチタンマフラーを装着してきた。このマフラー、ノーマルの左右4本出しから助手席側の2本出しに変更されている。これは、軽量化とミッションオイルクーラーの取り付けを考えてのことだという。つまり、カッコだけでなく機能を追及した結果なのだ。R35GT-Rをノーマルのままでサーキット走行をすると、ミッションオイルの温度はたちまち130℃に上昇。連続走行に不安を感じる。そこでオイルクーラーを取り付けたくなる。しかし、リアセクションは、純正マフラーの大きなサイレンサーに占拠されているからオイルクーラーを取り付けるにも場所がないし、風の抜けも悪い。そこで片側出しにして、オイルクーラーを取り付けられるスペースを確保したのだ。リアバンパー下からチラリと見える、コアもいい感じ。


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フジムラオート
アラゴスタのオリジナルサスペンションを開発中の京都のフジムラオート。テスト車は藤村社長の愛車。このサスペンションは、サーキットでタイムを削り取るような仕様ではなく、街乗りではノーマルより乗り心地よく、サーキットもしっかり走れるものを目指したという。藤村社長いわく、R35GT-Rの「クルマに乗せられているような感じ」「テレビゲームのような感覚に陥るハンドリング」から、もっとダイレクトなクルマを操る楽しさが感じられる足回りになるという。発売時期は3月下旬を予定。
また、どこのR35GT-Rよりもローポジションになるシートレールも発売する。レカロのフルバケットシートが取り付けられていたのだが、とにかく低い。ノーマルのセダンに乗っているかのような、ちょっと高めのポジションからさよならできる。